壁と床、お金をどこにかけるか

プランが固まったところで、実施設計に入ります。トイレやお風呂、キッチンなどのショールームに行ったり、打ち合わせを重ねて詳細を詰めていきます。概ね固まって来た段階で、いよいよこの工事一体いくらかかるのか見積もりを出してもらいます。

費用は大きく分けて、本体工事費、設備工事費、解体工事費と設計費がかかります。はじめ考えていたプランでは、部屋をスケルトンという全て解体してコンクリートむき出しの状態から部屋を作っていく計画でした。

スケルトンのメリットは、コンクリートの状態から作っていきますので、間取りを自由に決めれることはもちろん、部屋の統一感も含め、全く新しい空間を作っていくことができることだと思います。しかしながら、その分解体と工事にお金がかかり、予定していた予算を超えてしまいました。

スケルトンにはしないことに

建築士さんと相談してスケルトンにはせずに、既存の状態を利用するプランで調整してもらいました。コンセプト的には大きく変わらないが、変更しようとしていたお風呂の位置を既存の状態から変えずにしたり、部屋によって高さが違う天井を特に揃えることなくそのまま利用したりします。おそらくスケルトンにしないことによって、大きく影響が出たのが壁です。スケルトンにすれば、壁に断熱材を入れたり(窓が多いのであまり効果ないかもという話もありましたが)、表面も統一感を出して整えられたりできたかもしれません。とはいえ、古い家の痕跡を残しつつ生まれ変わらせる、結果的にこの物件でしかできない中古マンションのリノベーションができそうで楽しみです。


スケルトンにしないでリノベーション

テープに解体の指示が書いてある

天井もこのままで色を塗る

床は防音対策をしっかりと

現在の住まいはメゾネットタイプの賃貸なので、下に住んでいる人はいません。息子が3歳なのですが、ソファーから飛び降りたり、走りまわったりしているので、マンションに住んだら確実に下から苦情が来そうなレベルだなーと思っていました。

床の防音対策の方法としては、コンクリートに防音用合板を張る方法と床を浮かせる方法があります。床を浮かせる方法の方が防音対策はしっかりとできるのですが、その分予算がかかります。悩ましかったですが、どう考えても今まで以上に走り回る気がしてならないため、ここは予算をかけて浮床にすることにしました。


浮床を施工してもらっているところ

このパーツで床をうかしているようです

床ができあがってきました


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yamada takuo

有限会社アップルップル デザイナー

カメラと自転車と本屋が好きです。愛知県岡崎市在住。