情報アーキテクチャ入門に参加して

HCD-Net セミナー in 名古屋2013(第6回)「情報アーキテクチャ入門」に参加しました。講師はコンセントの長谷川敦士さん。サイト制作の初期の段階で、IA100ラボのツールを使わせてもらっていて、いつもお世話になっております。前半1時間半ほど講義を、後半はサイトストラクチャをSite-it!で作るというワークショップを行いました。(Site-it!はIA100の刊行記念キャンペーンで貰ったのですが、もったいなくて使えてない><)

講義では、最寄りの地下鉄からセミナー会場へ初めて来る人はたどり着けないのではないかという話から情報を伝えるための「理解を促すデザイン」としてインストラクションデザインを、そして理解をデザインする人がインフォーメーションアーキテクトと基本的なことから分かりやすく教えていただきました。インフォーメーションアーキテクトは元々リチャード・ソール・ワーマンの書籍のタイトルから来ているそうです。リチャード・ソール・ワーマンは地図や電話帳などの編集をされていたそうで、TEDの設立者でもあるそうです。リチャード・ソール・ワーマンの書籍では、インフォメーションアーキテクトは、1. データに潜む隠れたパターンを整理し、複雑さを明快にする人、2. ユーザーが自分の知識を獲得するための道筋を見つけられるような、構造や地図を作る人、3. 明快さ、理解、情報の整理に特化した、時代の要求によって生まれた21世紀の職業、と定義されているようです。

情報アーキテクチャ設計の要素は、ユーザー(誰か?状況は?)、コンテキスト(どうして?制約は?)、コンテンツ(何を?関連することは?)ということで、本日はこれだけは覚えて帰りましょうというような内容のことを言われていました。講義はIA100に書かれている内容が中心だったので、私としてはちゃんと理解できているかの確認や今ひとつ分かっていなかった部分の理解ができてよかったです(質問もさせていただけたし)。1つカスタマージャーニーマップの話はIA100には入っていない内容でしたのでIA100+1みたいな感じでした。

ワークショップはコンセントさんのサイトのサイトストラクチャを5チームにわかれて作りました。Site-it!を惜しげもなくぺたぺた貼って作業できてただただ楽しかったです。サイトストラクチャは設計書なのでこれを他のメンバーの方が見ても正しく伝わるようにしなければならないというような内容のことを講評でコメントされていて、当たり前ですがちゃんとできているかなと明日からまた見直したいと思いました。

帰りの電車で本当にそのコトが好きな人がプロジェクトに入って企画を考えた方がいいという話をされていて、私はそれってエクストリームユーザーのみが満足するモノになってしまわないかという質問をさせていただいたのですが、長谷川さんがデザイナーはそんな状況でもきちんと初心者の人の立場に立って考えることができるから大丈夫というような内容のことを話されていて、私的にその一言がすごく刺さりました。デザイナーとして両方の視点を忘れないようにがんばります。


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yamada takuo

有限会社アップルップル デザイナー

カメラと自転車と本屋が好きです。愛知県岡崎市在住。