サイド・バイ・サイド:フィルムからデジタルシネマへを見ました

映画観で見逃していた「サイド・バイ・サイド:フィルムからデジタルシネマへ」をBDで見ました。特典映像未公開インタビュー140分に惹かれて買ってしまいました。

デジタルシネマカメラについてメーカーや機材、作業行程など、ほとんど知らなかったのですが、最近一眼レフカメラでの動画撮影を少しずつやるようになって、デジタルシネマカメラは今気になっているトピックの1つです。「サイド・バイ・サイド フィルムからデジタルシネマへ」は今デジタルシネマがどんな状況か理解するにとてもよいドキュメンタリー映画でした。キアヌ・リーブスがインタビュアーとして、以下のそうそうたる巨匠たち(他にも様々な監督・撮影監督・俳優にインタビューしています。以下はその中でも個人的に印象深かった監督たち)にフィルムも含めてデジタルシネマについて話を聞いています。

  • マーティン・スコセッシ(タクシードライバー)
  • ジョージ・ルーカス(スターウォーズ)
  • ジェームズ・キャメロン(アバター)
  • デヴィッド・フィンチャー(ソーシャルネットワーク、ドランゴン・タトゥーの女)
  • クリストファー・ノーラン(インセプション、ダークナイト)
  • スティーヴン・ソダーバーグ(オーシャンズ11、チェ)
  • ウォシャウスキー姉弟(マトリックス、クラウド アトラス)
  • ダニー・ボイル(トレインスポッティング、127時間)
  • ロバート・ロドリゲス(デスペラード)

この映画の中では主に、レッド製のエピック、アリ製のアレクサまでのフィルムからデジタルへ移行時期の歴史をひもといている感じでした。ソニーもところどころ出てきて、ベル研究所でのCCDの発明からソニーが一般向けのCCDカメラを作ったり、ルーカスとデジタルシネマカメラを開発をしたり、『2002年のスターウォーズエピソード2/クローンの攻撃』はソニーのF900によるHDカメラ初の長編映画とのこと。その視点でもう一度見直してみたいと思いました。本編には他にも以下のカメラが出てきます。

  • トムソン製 ヴァイパー
  • パナビジョン製 ジェネシス
  • レッド製 レッドワン
  • シリコンイメージング製 SI-2K
  • ソニー製 F23
  • ソニー製 F950
  • レッド製 エピック
  • アリ製 アレクサ
  • キヤノン製7D

レッド社とアリ社のサイトにあるそれぞれのカメラで撮られた映画のリストとか見てるだけでワクワクしますね。

映像・映画の歴史を追いながらデジタルとフィルムの狭間で映画監督、撮影監督たちが何を選択してきたか語られていて、あの映画そうだったのかとか、映像の歴史資料としても、映画の制作行程を見る意味でも勉強になりました。映画は特に技術とともに進化する文化なんだなぁと改めて感じました。


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yamada takuo

有限会社アップルップル デザイナー

カメラと自転車と本屋が好きです。愛知県岡崎市在住。