ブログを書く人にオススメ、ナタリー式「新しい文章力の教室」は素人からでもはじめられるライティングノウハウが満載でした

「新しい文章力の教室」は音楽やコミックなどのポップカルチャーを発信しているナタリーの元編集長である唐木さんが、新入社員向け文章講義のノウハウをまとめた本です。

自分がデジタルの文章を読む場合を思い浮かべるとスマホで読んでいる頻度が高いのですが、冒頭で設定されている「良い文章とは完読される文章である」という考え方はこのスマホでの閲覧環境にも適しています。完読されるとは、離脱さずに次への行動へ移るということなので、コンバージョンへ繋がる文章とも言えるのではないかと思います。

Web制作の業務ではクライアントにブログを書いてもらっていて、質を意識するあまりアウトプットできないというのも問題があると思っているのですが、更新が続けられる方にはどのようにその質を上げればいいのか、何かいい方法がないか探していました。「新しい文章力の教室」にはその質を上げるノウハウが言語化できる形で詰まっています。

Webデザインのコンテンツ制作にも使えるのではと思ったのは、1章に出てきた主眼と骨子を固める「構造シート」です。伝えたい内容をどういう道筋で伝えるのかを手書きで構造シートを使って練るのですが、Webデザインでも手書きのワイヤーをまず書いてその後にソフトウェアを使ってデザインカンプを作るので、何を伝えたいのか、どんな順番で伝えるのか、要素の優先順位などを吟味するやり方は、ワイヤーを作る段階で使えそうです。

ナタリーは「書くことはあとからでも教えられるが、好きなことは教えられない」というポリシーのもとライターとして未経験の新入社員をこのトレーニング方法で鍛え上げているそうです。私自身もそうですが、文章を書くことがあまり得意じゃない方にオススメの本です。


カテゴリー

yamada takuo

有限会社アップルップル デザイナー

カメラと自転車と本屋が好きです。愛知県岡崎市在住。